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古木日和・古仏日和
エノキの古木の冬姿に見惚れ、
センダンのま白い実のびっしりに驚き、
アオギリの微星を空に探して、
羅漢寺に着くと、
ヒサシブリー、とヒヨドリに叫ばれる。

昨日の雨と明日の雨の間、
穏やかに晴れ上がった一日に、
羅漢たちもほっと一息ついているようで、
どのひとも佇まいが柔らかい。

時折、ドングリが降る中を、
この日印象的な羅漢を撮影していて、
最後の方でカメラが壊れた。
光と影の表情はその時きりでショックだが、
気を取り直してスケッチを一枚。
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by r_bunko | 2012-12-29 18:02 | 北条石仏
煙草と珈琲
煙草を止めて八年、
同時に珈琲も飲まなくなったが、これはゆっくりと復活した。
口の淋しさに常備常用していたのがガム。
これは春のダウンでぷつりと止めた。
昆布はあれば文房の友となるが、なければないで済む。
二十歳の頃から何かしら口周りにしてきて、
この半年、ついに何も無くても過ごせるのか、
と驚異の日々を続けて来たのに、やっぱり難しいようだ。
禁煙前に使っていたパイポなるものを探し出して咥えている。

断煙は以後の健康には良かったろうが、ちょっと遅すぎた。
それよりも、長年想像思考創作のリズムを担っていたので、
何かにつけて締まらないままの感じで困っている。
by r_bunko | 2012-12-27 23:52 | さまざま
クリスマスとジャズ
チャーリー・パーカーの「ホワイト・クリスマス」を聴き、
マイルスとモンクとミルトの「バグス・グルーヴ」を聴く。

学生時代にサンタ・クロースの恰好をして(させられて)、
ケーキを売っていたことを不意に思い出した。
河原町今出川の角にあった「タカラブネ」。
バイトの帰りに「52番街」に寄ってジャズに浸るのが楽しみだった。
by r_bunko | 2012-12-24 23:54 | 音楽
青い鳥と赤い実
寒さで籠もっていたが、用事ついでに散歩。
ルリビタキが来ていないかな、と
ふとひらめいて馴染みのスポットへ。
年々冬鳥の姿が減って、
ルリビタキもここ二シーズンは遇っていない。

到着するなりヒッヒッヒッと地鳴き。
まさかね、まさかだね。
ジョウビタキの可能性もあるが、
なぜかルリビタキと確信し、腰を据える。

地鳴きは遠離って止んだので、
しばらく山麓のカラスウリの群落に見とれて過ごす。
森の中のコブシはもう冬芽をびっしりつけていた。

そうしているうちに地鳴きが再び。
高みに戻ってきていて、まもなくそれも止んだ。
じっくり待っていると向こうから近くへやって来る。
そうして三シーズンぶりの対面。
なんども空振りしてきたから、うれしさひとしお。

青い鳥はなんだかいいなあ、と反芻しながら、
赤い実の写真を加工して遊んでいる。

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by r_bunko | 2012-12-16 21:49 | 野鳥
流星と宇宙亀
双子座の流星はシリウスの南に走った一つ。
寒いのでほんの短い間だけ観望。
冬の大六角の星を一つ一つなぞらえてみた。
宇宙の大亀の甲羅の形。
by r_bunko | 2012-12-14 22:45 | 天文
ベンガルのバウル
寒さの中、アルバム・リスト作りを継続。
長い間放ったらかしのジャンルもあるので、
この機会に聴き返すものも多い。
今日はベンガルのバウル。
レコード棚には五枚のアルバムがあって、
それを順繰りに聴きながらデータを書き込んでいく。
昔は乏しい資料にやきもきしたが、
いまはネット検索で情報がすぐに手に入る。
で、何が判ったか。
Purna Chandra Dasと
Baul Samrat Purna Dasは、同一人物だったこと。
五枚の内三枚が彼のグループのアルバムで、
メンバーはそれぞれに違っていること。

プルノ・ダースのインタビューも読んだ。
60年代後半ボブ・ディランのビッグ・ピンクに出入り、
「John Wesley Harding」のジャケットには、
彼の姿が並んでいる——というのでこれまたびっくり。

 Dylan would call himself the 'baul of America'.
        —The Tales of a Minstrel
         Purna Das Baul interviewed by Pallavi Bhattacharya


なるほど。何か腑に落ちるね。
ディランとバウルは結びつけたことがなかったけれど。

プルノ・ダースのことはお陰でいろいろ判った。
もっともお気に入りのレコードは残りの二枚で、
一枚は世界の民族音楽シリーズの「ベンガルのバウル」。
これが出会いで、衝撃を受けた。それはいま聴いても同じ。
ことにディーノ・ボンドゥ・ダースの歌が素晴らしく、
音座が感動の余り、彼と彼の妻ビシャカの像を粘土で作った。
それがきっかけになってその後、
インディアンやジャズメンの像を作っていくことになる。
もう一枚は無名のバウルたちの現地での歌と演奏。
笑い声や話し声なども混ざった臨場感溢れる記録。
「Bengal. Chants des "fous"」Le Chant du Monde

バウルの歌を聴いていると、風狂でも頓狂でもいい、
もっと無為に、無碍に、生きなければ、と切に思う。
by r_bunko | 2012-12-13 23:43 | 音楽
雲の富士山など
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雲の上に雲の富士山、
だったのが、
iPhoneカメラのセットをしているうちに、
唐子か天女の髪型に変わってしまった。
太めに見えるから拾得かもしれない。

霰が午後まで融けずに残っている。
背中に当たる陽は暖かいが、風は強い。

   ※

夕食は鯖の塩麹焼き。
塩麹は能登の友人から頂いたもので、ご飯が進むこと。
よろみ村はもう大変な雪だろうな。

食後、ゲイリー・ピーコック「December Poems」を聴く。
35年前のノルウェー・オスロでの録音。
きーん、と冴え渡る精神の独歌(ソロ)。
by r_bunko | 2012-12-11 23:46 | 自然
みんなでジュジュを
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I.K.ダイロがすごく暖かい。
裏表通して聴き、しばらくしてまたA面。
レゲエのラスタ・ドラムは心臓のビートを打つらしいが、
ダイロのジュジュは体内を巡る血の温かさか。
(などと霜焼けの指でキーを打っている)

I.K.ダイロのジュジュを聴く、中国の酒仙、獏、寒山拾得…
by r_bunko | 2012-12-10 23:50 | 音楽
冬と音楽
冬嵐の句は夢女(相棒)の金沢哀愁館時代の作。
ボロボロの大正長屋だったから、雪と寒さはこたえた。
小さなストーブと炬燵で震える毎日だったが、
ある日、ベッシー・スミスが歌うとそこらの寒気が吹っ飛んだ。
長くて厳しい寒さのピークには、
なにかそういうラッセル車の役割を果たすものが要る。

ある年のある雪の日、アルバイト先の古本屋で、
サニー・アデのジュジュ・ミュージックを思い切り鳴らした。
Boseのスピーカーから音は外にも漏れていく。
ふと外を見ると、毛糸帽の小さな男の子が一人踊り出した。
降る雪と、アフリカのポリリズム。
なんだかとても似合って、いい午後だった。
by r_bunko | 2012-12-09 23:55 | 音楽
冬嵐してベッシーの声太し
夏の暑さも、冬の寒さも尋常じゃなくなってきた。
低気圧が通れば大気不安定で、突風や竜巻、年中雷を伴う。
荒い時代には、荒い精神がいるのか、
昔にもそんな詩句を書き付けたことがあった。

最近、ギターとヴォーカルがなんだかいい。
ジャンゴをディグして、
ボブ・ディランを聴き返したのがきっかけか。
ディランはアルバム・リストが白紙で、やっと重い腰を上げて作り始めた。

オスカー・アレマン、パコ・デ・ルシア、
ギターではないけれどジャコー・バンドリン。

歌は、ヴィオレッタ・パラ、ネルソン・カバキーニョ、アマリア・ロドリゲス、
ラ・ニーニャ・デ・ロス・ペイネス、と国もジャンルもさまざま。

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粗い時代を乗り越えてきた、歌の数々。
世界の綻びを繕うように歌われてきた音と言葉たち。
by r_bunko | 2012-12-06 20:43 | 音楽



詩と、絵と、ジャズと……星と鳥と……漂泊文庫便り
by r_bunko
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