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四つ葉のふうら杖

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ふうらの杖の基本は、金沢・犀川の草花。
川べりに住んでいたから、散策で親しんだものばかり。
今頃だとヘラオオバコ、ペンペングサ、クローバー。
ねじ花なんかも手に持たせれば、風趣があった。

それらの花がここでは身近に無い。
あるのはクローバーで、これは四つ葉スポットを見つけた。
去年から鉢で育てていて、一年目は失敗。
二年目の今年は採集した株が良かったのか、次々に四つ葉を着ける。
それどころか五つ葉も何枚か着けてくる。

四つ葉はスポットで何十枚も採集、押し葉しているので、
楽しみは葉ではなく、花の後の杖である。
クローバー杖はふうらの定番、一番人気ではあったけれども、
まだ一人として四つ葉の杖を手にしたものはいなかった。
毎日白い花を楽しみ、枯れるのを心待ちにしているのに、
誰か葉だけでなく花も食べるものがいた。
そうして幾つかの落胆を経て、ついに待望の杖を収穫した。

四つ葉杖第一号は、花はおかげで小ぶりになった。
ラッキーなふうらは、一番近くにいて目についたひと。
幸運がやって来るといいね。
花は毎年季節に巡ってくるけれど、幸運はね。

「I want to be happy」でも聴かせてあげよう。
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by r_bunko | 2014-06-30 23:54 | ふうら散歩
音楽の呟き
ご無沙汰してしまった。
短いものはついTwitterで済ますけれど、
あちらは時間の川を流れ下ってしまうので、
音楽と天文の呟きをこちらにまとめて空白を埋めてみる。

リチャード・ツワージクのアナログ盤が届いた。彼名義の唯一の正式録音で、死後に出て、それも片面(A面)のみ。CDで聴き込んできた演奏が、曲順の違いもあってか新鮮に聴こえる。音質はRVGスタジオらしく、やや籠もり気味だが、空気が柔らかい。繰り返し聴いている。

一曲目《A Crutch for the crab》の冒頭がCD収録演奏と比べると僅かに欠けている。そのために別テイクとされて両方収録のCDもあるらしい。タイトルが何のことやらだったが、ヤン・スメテルリンのピアノの鍵盤を這う手にインスパイアされた曲だとか。

   ※

AirMac Expressを新調してから、iBook G4のiTunesからスピーカーへ音を飛ばせなくなって困っている。AirMac ユーティリティのバージョンを手動でアップしたら、無線LANの感度が悪くなって元に戻した。

Mac MiniにはCDドライヴがないので、聴きたいCDは一旦iBookに取り込んでから転送。まとめてだと外付け経由ということでいささか面倒。

面倒と言えば、昔粘土仕事をする作業部屋では、レコードの片面終わる毎に手を洗いに行って、アルバムを取り替えていた。陶像一体作るのに長い時間がかかるので、音楽は必須だった。

ふうら陶像一人一人にどんな音楽で生まれたかメモしておいても良かったな。ジャンゴのギターや、ロマの歌で生まれた人、モンクで生まれた人、パウエルで生まれた人。ユッスー・ンドゥールやサニー・アデで生まれた人、レゲエのダブから生まれた人、ブルースから生まれた人等々……。

リチャード(ディック)・ツワージクのジャケットはすぐに天が剥がれてしまった。
ボンドでくっつけたが、今度はビニール盤が入らず、無理をやるとまたぱっくり。
ま、それはともかく、演奏内容は申し分ない。
なんたって、正式トリオ演奏はこれしかないのだから。
「ラウンド・ミッドナイト」をモンクの重力から自由に弾けるピアニストは、
バド・パウエルとこのツワージクくらいではないか。

ふうらの陶像作りも長く離れているけれど、
一番時間と手間がかかるのが楽器を演奏する御仁。
尺八と横笛がメインで、楽器は実際の竹の枝や草の茎を後で持たせる。
焼成の収縮を計算しながら手指を按配するのが実にやっかいだった。
それでも元気なときにトライするのはやっぱり音楽がすきだから。
2004年に作って乾燥したままの像が数十体、
どなたか焼いてくださらないかな。
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by r_bunko | 2013-12-23 21:54 | 音楽
チャーリー・パーカーに狂った夏
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昔々。
土砂降りの雨からジャズ喫茶に逃げ込んだ。
広い店内はがらんとして客はなし。
マスターはというと、カウンターの向こうでしゃがみ込んでいた。
流れていたのはパーカーの「ラヴァーマン」。
ずぶ濡れの体に沁みて来た。
その夏、パーカーに狂った。
(ここまでTwitterに書いた短文を再録)

  八月から
  空に
  架線が一本走って、もう
  南天の
  恐慌(パニック)
  ぎん、くら
  と狂う
  朝な夕なに、ダイアルの
  1、5
  、4、6、3、2、ぎん
  くら、と
  えも言われず

当時の「Pの天然」という詩の一部。
この通り、まずはDial盤を揃えていった。
金がないから一遍に買えない。
一枚ずつ吟味しながら、じっくりディグしながら。
この頃、パーカー以外のサックスが物足りなくなって弱った。

ダイアル 15-4632 を回せば、楽園の鳥に今も繋がる。
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by r_bunko | 2013-07-29 22:42 | 音楽
玉葱と寝た
昼夜ひっくり返っていたのを何とか直しつつあるが、
体調はぐずぐずぐずついて、今一つよろしくない。
散歩も水汲みもお休み加減。
俳句の句材に困っている。
句材とは世界のディテール、宇宙の詳細だ。
それなら籠もっていても生活の些細はあるだろう、
刻々の俳景に倦怠などは無縁だろう、
方丈これ俳天地、一日これ俳時。
おつむはそう解った風に言うが、
からだとこころとうでがついていけない。

咳に玉葱がいいらしい、とネットで知ったので
一夜枕元に置いて寝た。
効果てきめん、眠りにもすんなり入れるではないか。
一日飛んで、また置いて寝た。
ぐっすり眠って、さて起き上がる際に、軽い目眩の兆し。
口の中や目の周りが玉葱の味で、半日ふらついていた。
鮭茶漬六人分で塩分が一週間抜けなかったよりはましだが、
以前にも玉葱で下痢症状を起こしたことがある。
人間よりは犬猫に近い。
ジゴロも玉葱に弱いのか !?
モンクの「Just A Gigolo」を聴きながら、邪想する。
けれど玉葱は嫌いにならない。食べることは止めないだろう。

目下はマウスが不調。
ロジクール三姉妹がそろって怪しい。
無線LANの周波数帯を変更した方がいいのかな。
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by r_bunko | 2013-06-30 23:23 | さまざま
ジャズ喫茶「ヨーク」の奥井さん
ジャズ喫茶「ヨーク」の奥井さんが亡くなって10年経った。
あの年はこちらも恐慌状態で、見舞いにも行けず、
最後の言葉も交わせずに逝かれてしまったことが今なお無念。

縁もゆかりも無かった北国にあれだけ長く暮らせたのは、
街にすばらしいジャズ喫茶があったこと、
二本の川が流れていて、その一つの畔に住めたこと、にある。

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写真は《片町ヨーク》時代の青い円筒形スツール。
片町店の最後の夜につきあって、記念に戴いた。
絵を描く時の椅子や、いろんな際の補助椅子としていまだ実用。
この上に乗って店内の照明ランプを取り替えていた奥井さんの姿も懐かしい。
うしろのアルバムは左から:
 Jack DeJohnette featuring Lester Bowie / ZEBRA
 Teo Macero with the Prestige Jazz Quartet / TEO
 Loui Armstrong / his greatest years vol.4
折々にマスターに貰ったもので、いずれも愛聴盤になっている。

田舎に引っ込んでからこの10年、
ジャズ喫茶というものへは、神戸元町の「JamJam」へ一度行ったきり。
アルバムも整理して簡素に聴くことにしていたはずが、
ディック・ツワージクを知ったり、バリー・ハリスを聴き直したり、
その度に、奥井さんがいれば話を聞いてみたかった、と痛切に思う。
いま流れているテオ・マセロの一曲目「Ghost Story」、
マルの作曲だけれど、この幻想的で美しい演奏の中から、
奥井さんの幽霊でも現れて来ないものか。
あちらの世界に戻せないほど、聞きたいこと話したいことがいっぱいある。
せめてあれだけジャズが体に馴染んだ人の、ベスト10枚。
だれか生前に聞き出していないものか。
どれもこれも愛しているので、選べない選ばないだろう、と承知の上で。
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by r_bunko | 2013-06-17 23:59 | 音楽
ふうら、ジャズ、月光環
相棒が見つけてきた、ふうら顔。

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January 22は、Jazzの日であるらしい。
ふうら元素を引いてみると、「飄雲 フラリウム」。
では一曲、
チャーリー・パーカーの「Meandering」。

夜、月の光環。
星は木星だけ。
雲が多く、雨もぱらついていた。
部屋に戻って、
アート・ペッパー「ウインター・ムーン」を聴く。
コロナの七色とストリングスの音色が響き合う。
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by r_bunko | 2013-01-22 23:41 | 音楽
石ころや葉っぱたち
夜昼がひっくり返り気味なので、直そうと早起きした。
いつもより3〜4時間早く、気温は6〜8度低い。
それで鼻がむずむずして、この三日間、風邪と綱引き。
負けたら大変なので、油断無く慎重に過ごしている。

身辺の大整理が今年のテーマ。
机の足元にいつでも使えるような状態で掃除機がある。
慎重と言いながら押入を掃除して粉塵をだいぶ吸った。
紙箱に入った石のコレクションが出て来た。
十年未開の資料、断片、書籍のダンボール箱がある。

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疲れて、その辺にあった枯葉と遊ぶ。
昨秋、あまりに微妙端麗な色彩で摘んできた柿の葉。
すっかり鮮度も落ちて、乾ききってパリパリ、
それでも寂びた色合がいい、虫食穴がいい、と愛玩する。
クールにならないとな、ハードボイルドでいかないとな、
とかぶつぶつ思いながら写真を撮る。

ついでにアルバム・リスト用のジョージ・ルイスも二枚。
一枚はプロモーション盤でウェブでは見つかりっこない。
久し振りにターンテーブルに乗せてみれば、
一曲目は「Golden Leaf Strut」。
ひっくり返せば「Ciribiribin」。
そう言えば葉っぱのシリビリビンはどうしてるだろう。
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by r_bunko | 2013-01-12 23:48 | 自然
クリスマスとジャズ
チャーリー・パーカーの「ホワイト・クリスマス」を聴き、
マイルスとモンクとミルトの「バグス・グルーヴ」を聴く。

学生時代にサンタ・クロースの恰好をして(させられて)、
ケーキを売っていたことを不意に思い出した。
河原町今出川の角にあった「タカラブネ」。
バイトの帰りに「52番街」に寄ってジャズに浸るのが楽しみだった。
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by r_bunko | 2012-12-24 23:54 | 音楽
半影月食
半影食だというので飛び出したが、最大を30分過ぎていた。
こころなしか暗い、といった感じで、
言われなければいつもの満月と見ただろう。

  。       



    ・

木星とアルデバランとで、二等辺三角形を成していた。
ずっとビリー・ホリデイを聴いていた相棒が、
ちょうどいま「ブルー・ムーン」を歌っている、と。
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by r_bunko | 2012-11-29 00:39 | 天文
September Song
三日月。

スズムシ。
カネタタキ。

ジャンゴ・ラインハルト「セプテンバー・ソング」。
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by r_bunko | 2012-09-19 23:48 | 自然



詩と、絵と、ジャズと……星と鳥と……漂泊文庫便り
by r_bunko
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