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ディーン・ベネディッティのパーカー録音集
昨日は一日、雨。今日は晴れて風。
固定レイアウトの詰めでやや疲れ。
文章を書く粘りも無くなってきた。
最近のtweetから音楽関連だけ抜き出してみる。
 オーネット・コールマンの誕生日。84歳。長生きの人だなあ。好きなアルバムは『ソープサッズ』。一曲ならクロイドン・コンサートの「ハッピー・フール」。

 オーネット・コールマンの元奥さんが、詩人のジェイン・コルテスだというのは最近知って驚いた。彼女の詩の朗読レコードは昔から持っている。ベースのリチャード・デイビスとのデュオ・アルバムと、アミリ・バラカらとのオムニバス・アルバム。(3.9)

 ジャック・ケルアックが33歳の誕生日に、34歳のチャーリー・パーカーが死んだ。Jack Kerouac on Charlie Parker(YouTubeの映像にリンク)(3.12)

 昨日からずっーとディーン・ベネディッティの録音したパーカーを聴いている。アルバム10枚分の黄金の断片。この総量を把握するのにはCD盤とiTunesがあったら便利だったろうな。

「俺はいつもパニックだ」というチャーリー・パーカーの言葉に励まされてきた。「パニックになるな」というサンフランシスコ・ホット・クラブの演奏にも勇気づけられてきた。(3.13)


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宝探しは「紅孔雀」のテーマで歌詞にも《秘めし宝》とあるけれど、
現実にはそれほどロマンを感じなかったし、そういう話を信じてもいなかった。
それが、ディーン・ベネディッティの隠し録りしたパーカーの演奏が
トランク一杯分世界のどこかに眠っている、と知った時には大いに夢を見た。

パーカーの演奏を聴いてサックスを吹くのを諦めた男。
パーカーの行く先々の演奏をクラブの天井裏などから録音した男。
パーカーが吹くと録音ボタンを押し、吹き終えるとオフにし、
ただひたすらパーカーのアドリブだけを記録し続けた男。
後年母国イタリアに宝物のテープを詰めたトランクを携えて帰国、
雨の空港で祟られて肺炎になり急死、それとともにトランクも行方不明
——という伝説があった。
実際、懸賞金付きでトランク探しの広告が出たこともあったらしい。

チャーリー・パーカーの絶頂期のライヴ記録である。
(ダイアル時代1947-48年のパーカーの音色とフレーズ)
ああ、これぞまさしく秘宝であり、宝探しである、と
青年ディーンのもの狂おしく、もの悲しい生涯と相まってのロマン。
いつか世に現れるものなら、その日まで生き長らえて聴いてみたい、
夢はみるものの、はかない夢は最初から諦め加減であった。

それを、ぜったい出てくる! と断言していたのだから、相棒はすごい。
宝は発見された。奇蹟は起きた。
1990年のある日、輸入レコード店(レコード・ジャングル)から電話があって、
「パーカーの10枚組が入荷した。2セットだけ。どうします?」
分量と値段にたじろぐ小生の背中から相棒が「行け、行け!」とゴーサイン。
「これまで、なんのためにパーカー聴いてきたんだ」と叱咤された。
そうだよな。風やら狂やらの道は、萎縮したり立ち止まったら終わりだよな。
貧乏なんて、なんの弁解にもならないものな。

ディーン・ベネディッティのパーカー録音集と、
ロバート・バーナムの星百科大事典。
この二つは、人間とその生涯のなんたるかを切ないまでも伝えてくれ、
どのように生きていってもいいのだよ、
なにかを求めた先がどんなふうであっても、それはそれでいいんだよ、
かけがえのないことだ、と教えてくれる。
パーカーも含めて、ぼろぼろは光なのだ、輝く混沌なのだ。
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by r_bunko | 2014-03-14 19:09 | 音楽
ブルー・モンク、ブルー・ポエム
ブログ記事を書いて投稿する時に、あららと驚いていることがある。
詩のカテゴリーを作っていないのだ。
えっ! と自分で呆れて、されど今更追加もというのでそのまま。
ブログをスタートしたのは2005年1月。
詩は書かずもがな、というスタンスではいたけれど、
そうか、詩はどこかでもっと深く断念していたのかもしれないな。
表現は孤独な作業でいて、自分独りの営為では続かない。
いつかだれかの胸に届くだろうと信じて、はじめて発信の力を得る。
アイデンティティーを奪われるとどうなるか、身を以て体験した。
気力、意力はどこから出て、どこへ向かうのか思い知った。

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今日はセロニアス・モンクの命日。64歳(なんという若さだ)。
この稀代のジニアスは晩年の10年間、ほとんどピアノを弾かなかった。
精神も身体も病んでいたとはいうけれど、そのことが信じられなかった。
バド・パウエルは独房の壁の架空の鍵盤を指で押さえて、
見舞いに来たエルモ・ホープに「この音はどう?」と尋ねたという。
そういう人たちなのだと思い込んでいる。信じ込んでいる。
だからモンクが鍵盤にすら触れなかったことは気にかかる。
同様なことはドド・マーマローサにもユタ・ヒップにもある。
それぞれに理由も事情も異なる。ほんとうのところは誰にも判らない。
おそらく本人にも、そのようになる流れはどうしょうも出来ず、
なにか他人事のような哀しさもあったのではないか。

2011年に『春とピアノ』『春と石仏』を書いた。
そこでドドやユタに思いを馳せた。
ドドもユタもモンクも、もうピアノには戻って来なかったけれど、
ぼくはなにやら詩に戻っているのか、いないのか。
記事の投稿時に詩のカテゴリーがないのに呆れ当惑しているのである。
この十年ほど、詩のカテゴリーなど無くても事足りたのも事実。
昔のどこかではぐれてから、詩も生も常に未明未開の「?」であって、
それが時々小さな「!」に置き換わる。
野に出て草花や小鳥たちと同じ空気を吸えばそうなってくる。
それが出来なくなった、と嘆いているのではない。
元気になれば、またのこのこ野に出るだろう。
籠もっていても、鳥や木や風のような声はある。
セロニアス・モンクのピアノの音なんかもそれである。
今日も朝からたくさん聴いて一つの「!」を得た。
それがまた新たな「?」を生み出していく。
詩などは小鳥の地鳴きや囀りのように書いていたい。
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by r_bunko | 2014-02-17 20:55 | 本・電子本
音楽の呟き
ご無沙汰してしまった。
短いものはついTwitterで済ますけれど、
あちらは時間の川を流れ下ってしまうので、
音楽と天文の呟きをこちらにまとめて空白を埋めてみる。

リチャード・ツワージクのアナログ盤が届いた。彼名義の唯一の正式録音で、死後に出て、それも片面(A面)のみ。CDで聴き込んできた演奏が、曲順の違いもあってか新鮮に聴こえる。音質はRVGスタジオらしく、やや籠もり気味だが、空気が柔らかい。繰り返し聴いている。

一曲目《A Crutch for the crab》の冒頭がCD収録演奏と比べると僅かに欠けている。そのために別テイクとされて両方収録のCDもあるらしい。タイトルが何のことやらだったが、ヤン・スメテルリンのピアノの鍵盤を這う手にインスパイアされた曲だとか。

   ※

AirMac Expressを新調してから、iBook G4のiTunesからスピーカーへ音を飛ばせなくなって困っている。AirMac ユーティリティのバージョンを手動でアップしたら、無線LANの感度が悪くなって元に戻した。

Mac MiniにはCDドライヴがないので、聴きたいCDは一旦iBookに取り込んでから転送。まとめてだと外付け経由ということでいささか面倒。

面倒と言えば、昔粘土仕事をする作業部屋では、レコードの片面終わる毎に手を洗いに行って、アルバムを取り替えていた。陶像一体作るのに長い時間がかかるので、音楽は必須だった。

ふうら陶像一人一人にどんな音楽で生まれたかメモしておいても良かったな。ジャンゴのギターや、ロマの歌で生まれた人、モンクで生まれた人、パウエルで生まれた人。ユッスー・ンドゥールやサニー・アデで生まれた人、レゲエのダブから生まれた人、ブルースから生まれた人等々……。

リチャード(ディック)・ツワージクのジャケットはすぐに天が剥がれてしまった。
ボンドでくっつけたが、今度はビニール盤が入らず、無理をやるとまたぱっくり。
ま、それはともかく、演奏内容は申し分ない。
なんたって、正式トリオ演奏はこれしかないのだから。
「ラウンド・ミッドナイト」をモンクの重力から自由に弾けるピアニストは、
バド・パウエルとこのツワージクくらいではないか。

ふうらの陶像作りも長く離れているけれど、
一番時間と手間がかかるのが楽器を演奏する御仁。
尺八と横笛がメインで、楽器は実際の竹の枝や草の茎を後で持たせる。
焼成の収縮を計算しながら手指を按配するのが実にやっかいだった。
それでも元気なときにトライするのはやっぱり音楽がすきだから。
2004年に作って乾燥したままの像が数十体、
どなたか焼いてくださらないかな。
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by r_bunko | 2013-12-23 21:54 | 音楽
チャーリー・パーカーに狂った夏
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昔々。
土砂降りの雨からジャズ喫茶に逃げ込んだ。
広い店内はがらんとして客はなし。
マスターはというと、カウンターの向こうでしゃがみ込んでいた。
流れていたのはパーカーの「ラヴァーマン」。
ずぶ濡れの体に沁みて来た。
その夏、パーカーに狂った。
(ここまでTwitterに書いた短文を再録)

  八月から
  空に
  架線が一本走って、もう
  南天の
  恐慌(パニック)
  ぎん、くら
  と狂う
  朝な夕なに、ダイアルの
  1、5
  、4、6、3、2、ぎん
  くら、と
  えも言われず

当時の「Pの天然」という詩の一部。
この通り、まずはDial盤を揃えていった。
金がないから一遍に買えない。
一枚ずつ吟味しながら、じっくりディグしながら。
この頃、パーカー以外のサックスが物足りなくなって弱った。

ダイアル 15-4632 を回せば、楽園の鳥に今も繋がる。
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by r_bunko | 2013-07-29 22:42 | 音楽
ジャズ喫茶「ヨーク」の奥井さん
ジャズ喫茶「ヨーク」の奥井さんが亡くなって10年経った。
あの年はこちらも恐慌状態で、見舞いにも行けず、
最後の言葉も交わせずに逝かれてしまったことが今なお無念。

縁もゆかりも無かった北国にあれだけ長く暮らせたのは、
街にすばらしいジャズ喫茶があったこと、
二本の川が流れていて、その一つの畔に住めたこと、にある。

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写真は《片町ヨーク》時代の青い円筒形スツール。
片町店の最後の夜につきあって、記念に戴いた。
絵を描く時の椅子や、いろんな際の補助椅子としていまだ実用。
この上に乗って店内の照明ランプを取り替えていた奥井さんの姿も懐かしい。
うしろのアルバムは左から:
 Jack DeJohnette featuring Lester Bowie / ZEBRA
 Teo Macero with the Prestige Jazz Quartet / TEO
 Loui Armstrong / his greatest years vol.4
折々にマスターに貰ったもので、いずれも愛聴盤になっている。

田舎に引っ込んでからこの10年、
ジャズ喫茶というものへは、神戸元町の「JamJam」へ一度行ったきり。
アルバムも整理して簡素に聴くことにしていたはずが、
ディック・ツワージクを知ったり、バリー・ハリスを聴き直したり、
その度に、奥井さんがいれば話を聞いてみたかった、と痛切に思う。
いま流れているテオ・マセロの一曲目「Ghost Story」、
マルの作曲だけれど、この幻想的で美しい演奏の中から、
奥井さんの幽霊でも現れて来ないものか。
あちらの世界に戻せないほど、聞きたいこと話したいことがいっぱいある。
せめてあれだけジャズが体に馴染んだ人の、ベスト10枚。
だれか生前に聞き出していないものか。
どれもこれも愛しているので、選べない選ばないだろう、と承知の上で。
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by r_bunko | 2013-06-17 23:59 | 音楽
石ころや葉っぱたち
夜昼がひっくり返り気味なので、直そうと早起きした。
いつもより3〜4時間早く、気温は6〜8度低い。
それで鼻がむずむずして、この三日間、風邪と綱引き。
負けたら大変なので、油断無く慎重に過ごしている。

身辺の大整理が今年のテーマ。
机の足元にいつでも使えるような状態で掃除機がある。
慎重と言いながら押入を掃除して粉塵をだいぶ吸った。
紙箱に入った石のコレクションが出て来た。
十年未開の資料、断片、書籍のダンボール箱がある。

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疲れて、その辺にあった枯葉と遊ぶ。
昨秋、あまりに微妙端麗な色彩で摘んできた柿の葉。
すっかり鮮度も落ちて、乾ききってパリパリ、
それでも寂びた色合がいい、虫食穴がいい、と愛玩する。
クールにならないとな、ハードボイルドでいかないとな、
とかぶつぶつ思いながら写真を撮る。

ついでにアルバム・リスト用のジョージ・ルイスも二枚。
一枚はプロモーション盤でウェブでは見つかりっこない。
久し振りにターンテーブルに乗せてみれば、
一曲目は「Golden Leaf Strut」。
ひっくり返せば「Ciribiribin」。
そう言えば葉っぱのシリビリビンはどうしてるだろう。
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by r_bunko | 2013-01-12 23:48 | 自然
Kenny Dorham「Blue Spring」
一昨年の冬も寒かった。
気候だけではなく、体調や暮らし回り、その他もろもろ厳しくて、根を上げそうになった。
せめて音楽で春を呼び寄せようと、
「ブルー・スプリング」というアルバムをオークションで競って敗れた。
その苦境を救ってくれたのがディック・ツワージクというピアニスト。
かれのピアノに魅了されて、少ない音源や情報を探しているうちに春になっていた。

昨年は新しいMac Miniやレーザー・プリンターの導入に、iBook Authorの発表、
その上、野外石彫講座などにも顔を出していたから何かと忙しい間に冬は過ぎた。

そしてこの異様に寒い冬。
念のためにと手に入れておいたケニー・ドーハムの「ブルー・スプリング」。
大寒の頃の切り札にとっておくつもりが、実は昨年の内から大活躍。
これを聴くとふわっとあたりが和んで柔らかく温かくなるから不思議。

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 1. Blue Spring
 2. It Might As Well Be Spring
 3. Poetic Spring
 4. Spring Is Here
 5. Spring Cannon
 6. Passion Spring

春に因んだ曲ばかり六つ。tp,as,bs,fhの四管のセプテットで、
春を意識して変にアレンジすることもなく、59年というジャズ黄金期らしい演奏。
録音は1月20日と2月18日、極寒のニューヨークだから、
春待ちの気分はメンバーたちにもあったろう。
それがジャケットにも出ていて、野菜やハーブや楽器の種袋が並べてある。
春はもう植えてあるのだ。

このアルバムの良さは、早春を感じさせるからで、爛漫の春ではないところ。
楽器編成もよく考えられていると思う。
キャノンボール・アダレイはこうして聴くと本当に麗らかで、
ピアノのシダー・ウォルトンの寂びた味といい対を成している。
これがウイントン・ケリーだったら、一気に春は進んでしまうだろう。
そうなればまた遠すぎる春になるので、春待ちにはこれくらいがいい。

寒に入ったばかり、これから何度このアルバムを聴くだろうか?
越冬中のクローバーのプランターに置いて写真を撮ってみた。
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by r_bunko | 2013-01-06 19:05 | 音楽
クリスマスとジャズ
チャーリー・パーカーの「ホワイト・クリスマス」を聴き、
マイルスとモンクとミルトの「バグス・グルーヴ」を聴く。

学生時代にサンタ・クロースの恰好をして(させられて)、
ケーキを売っていたことを不意に思い出した。
河原町今出川の角にあった「タカラブネ」。
バイトの帰りに「52番街」に寄ってジャズに浸るのが楽しみだった。
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by r_bunko | 2012-12-24 23:54 | 音楽
雲の富士山など
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雲の上に雲の富士山、
だったのが、
iPhoneカメラのセットをしているうちに、
唐子か天女の髪型に変わってしまった。
太めに見えるから拾得かもしれない。

霰が午後まで融けずに残っている。
背中に当たる陽は暖かいが、風は強い。

   ※

夕食は鯖の塩麹焼き。
塩麹は能登の友人から頂いたもので、ご飯が進むこと。
よろみ村はもう大変な雪だろうな。

食後、ゲイリー・ピーコック「December Poems」を聴く。
35年前のノルウェー・オスロでの録音。
きーん、と冴え渡る精神の独歌(ソロ)。
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by r_bunko | 2012-12-11 23:46 | 自然
HTML ジャズ・アルバム
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HTMLで所蔵アルバム・リストをぼちぼち作っている。
熱心にレコードを購入していた若い頃には、
何度も何度もリスト表を書き直していたものだ。
ビリー・ホリデイやジャンゴ・ラインハルトら、
愛好のミュージシャンは独立の小冊子にして、
ジャズ誌から切り抜いたジャケットを貼り付けていた。

レコード、テープ、CD。
いまはテープを聴くことはなくなったけれど、
レコードはまだまだ主流。
iTunesでデジタル音源を流すことが多いとは言え、
やっぱり腰を落ち着けて、耳と胸を開いて、さて
という時には、面倒でもアナログがいい。

昔から、どこにどのアルバムがあるかは全部頭に入っている。
金沢の最後の家では一階二階の四カ所に分散していた。
それでも聴きたいものはさっと出せた。
ただし、それは自分流儀の分類整理だからで、
相棒はそうは把握出来なかったと思う。

それで二年ほど前から相棒のためのカタログ作りを始めた。
楽器ごとにミュージシャンを年代順に並べ、
クリックするとディスコグラフィー・ページに飛ぶ。
ジャケット画像と、録音月日、メンバー、曲名などのデータ、
それに簡単なノートが付いている。
ひまひまに楽しんで作っているので、まだまだ中途。
古いレコードのジャケットでも探せばウェブにあるのに驚く。

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チャーリー・パーカーはマイナー・レーベルの、
海賊盤まがいのものも多いのに、ほとんど揃った。
たった一枚見つからなかった画像が、(上掲の)
ZU-ZAZZレーベルの「BALLADS AND BIRDLAND」。
以前はKlactoから出ていて、日本盤三枚組もあったはずで、
そちらの方はヒットする。
「Bewitched」〜「Summertime」で始まり、
ケニー・ドーハム、アル・ヘイグらのクインテットで、
バラードを連続演奏していくB面にいつもうっとりする。
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by r_bunko | 2012-11-30 23:52 | 音楽



詩と、絵と、ジャズと……星と鳥と……漂泊文庫便り
by r_bunko
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