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青葉木菟
夜11時。
アオバズクの鳴き声。
四月に聴くのは初めて。
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by r_bunko | 2012-04-29 23:44 | 野鳥
四つ葉のクローバー群
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午後の散歩。
あんまり暑いので近場に変更とも思ったが、
まあぼちぼち行けばと当初のコースを目指す。
村の入口付近でソラマメの花を見ようとして、
足元に注意したら、ふと四つ葉のクローバーが目に入った。
——大きいはっぱだなぁ
と相棒に渡して目を戻した途端、もう一本。
あらら、と手折って横を見ると、また一本。
立て続けに五本ほど見つけたところで、
「わたしも」と相棒が一本、二本、三本……
その内の一本は五つ葉。
かくして十分間ほどで、二人で18本の収穫

目当ての林道では、キビタキの歌が降ってきた。
道端にはワラビがぽつぽつ、
摘み忘れられたタラの芽一つ。
オドリコソウやシャガなども行く春を見送る。
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by r_bunko | 2012-04-28 22:42 | 自然
Mini USBファン登場
まだ四月だというのに、
iBookG4のハードディスク温度が上昇、時に50度を越える。
動画は極力見ないようにし、iTunesから音楽を流しっ放しも止めた。
ところがCDデッキが壊れていて、代役の簡易プレーヤーも不調。
今日は久々にレコードで『バド・パウエル・イン・パリ』を聴いたが、
音無の時間が増えた。耳が渇してくるとMac MiniのiTunesにお願い。
あちらの方はTemperature MonitorがLionに未対応で、
30度をなかなか上回らないでいるが、どこまで信用できるか。

卓上扇風機の出番はまだ早いので、
相棒の旧iBook用だったMini USBファンを借りることにした。
これで底上げしたiBookの放熱スペースに風を送り込む。
52度まで上がっていたのが徐々に40度近くまで下りてくれるが、
微弱とは言え、やはりまだ体に流れてくる風が毒のようで、
止めたり点けたり、これからノート・パソコン特有の闘いが続く。

USBファンのテストで聴いた本日の一曲、懐かしの「紅孔雀」。
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by r_bunko | 2012-04-27 23:55 | HP・PC・WWW
北条石仏の豆本2
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二月に豆本『はんが北条石仏』を入手、
今度は日本の古本屋検索で灯叢書の方を見つけた。
「百人一首/一人百首」と副題にあるように、
北条石仏を詠んだ二部構成の短歌集成である。

一人百首は、羅漢寺の先代住職で歌人の岸原廣明。
百人一首は、編集子が依頼した兵庫県下の歌人たち。
個人歌集の企画だったのが、他力を、
という岸原の要望で上のような形になった由。
さまざまな石仏が林立している風景に、
それぞれの短歌が林立しているのはよく似合う。

中から少し、紹介すると
  女人像なす石仏の肩の辺に黄の蝶ひとつ動かずにおり     山下つや子
  遠き世に誰れか目鼻を刻みたれば石はかなしげに夕光を負ふ  川田初子
  外つ国の人の流離の姿にも似る北条の石仏の群        高芝郁夫
  露しとど仏の目尻は濡れていてたがためにある泣きぼくろなる 平井三恭
  夏草のそよぎて触るる石仏はかすかに胸に合掌を置く     初井しづ枝
  五百人倶。皆是大阿羅漢歟。はたまた無慙常凡の徒歟。    阪口 保
  逝く春の雨ゆかしめて羅漢寺の石の仏の眉のかげりよ     矢部茂太

こんなのもあった。
  阿羅漢に似たりと言ひし正岡子規子規によく似し羅漢のありや 丸山修三
子規に似た羅漢がいるなら、訪れる楽しみもまた増える。
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by r_bunko | 2012-04-24 22:26 | 本・電子本
写真集「羅漢合掌」
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写真集「羅漢合掌」がようやく出来上がった。
T-Time版と、PDF版(写真左)と、HTML版(写真右)の三種類。

以前はT-Time版だけを作っていたが、現在最新OSのLionで読めない。
ePubはテキスト主体の形式だし、HTMLのアルバム風を一つ用意した。
それから写真集で文字が少ないので、iBooks Authorでも製作、
iBooks形式と別に、PDFで書き出し、フリーウェアとすることにした。

iBooks Authorではやはりテンプレートがネックで、
チャプター、セクション構成に従わない場合のiPadでの表示が不明。
しばらくibooks形式の方は公開を見合わせておく。

六角文庫からPDFを公開するのは初めてで、
初めてついでにネットの電子書籍サイトでも扱って貰おうとしたら、
製本済みのPDFはアウトだったり、有料だったり、
なかにはTwitterアカウントがないと駄目だったりした。

なんでこんなに不自由に電子本を作っているのだろう、と
エキスパンドブックの良き時代を振り返って思うことは多い。
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by r_bunko | 2012-04-23 23:49 | 本・電子本
鉄の筆置と、山馬筆
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友人の工房(小松・三昧亭)のアトリエ開きで、
相棒が女だてらに鍛鉄。
といってもほとんどハンマーを振るったあとが見られない。
くるりくるりと真っ赤に灼けた鉄棒を面白く曲げて、
さて何なのか、抽象的なオブジェではあるらしい。

この日、まだ冷め切っていない鉄棒を握って、
掌が潰れたかと思ったほどの火傷をしたことは覚えているが、
自分は何を作ったのか、さっぱり記憶にない。
じんじん痛むのを水道で冷やして、アロエを塗って貰い、
ぐるぐる包帯された利き手で、
翌日には別の友人の器に絵付けの初挑戦。
ぎゃあ、と生涯たった一度の大声を上げたものの、
素早い手当で痕も残らず、笑い話で済んでなにより。

筆は二本とも、山馬筆。中と小。
硬くて融通がきかなくて、墨の含みも悪い。
これで字を書けばやんちゃな字になる。
あーあ、と失敗しても、いつか使いこなしたいと思わせる筆。
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by r_bunko | 2012-04-20 23:31 | アート
石の羅(うすもの)たち
この冬の間に彫った石仏の展示会が始まっている。

高室石の採掘現場探訪から始まって、毎土曜午前八回の製作。
朝の苦手な小生が、寒い屋外仕事をよくぞまあ続けたと思う。
北条石仏をルーツとするふうら像を長く粘土で作ってきたが、
原点はやはり石、それも高室石を体験出来たのだから嬉しかった。

高室石は、柔らかく、暖かい。
脆くて剥離しやすいところなど、
まさに石の羅(うすもの)。
北条石仏は、風に雨に破れ易き、風羅坊でもある。

ところで、その傷んだ石仏を疎開させて、
代わりにレプリカを並べようという案があるらしい。
高室石に触れることが出来るとばかり申し込んだ講座が、
石仏製作の後継者を現代に養成しょうという
プロジェクトの第一歩である、と後で知って驚いた。
もっとも高室石そのものが採掘困難になっており、
高室石でなくては専門家以外には技術的に無理というので、
手探りの計画が挫折頓挫する可能性もある。

文化遺産が朽ちていくのは実際見るに忍びないが、
北条石仏の特異な魅力は複製不可能だと思っている。
一切が謎とは言え、何かしら不思議な歴史の因縁が、
二枚、三枚と複雑に織り合わさっていそうで、
こんな風貌の、こんな造形の、こんな曖昧の石像は他に無い。
関係者の方々には申し訳ないけれど、
羅漢場の石仏自体を入れ替えるという、
その案だけは立ち消えてほしいと願っている。

北条石仏は地元の文化財という枠を超えて、
この国の歴史遺産でもあり、
すでにそれだけのファンを全国に獲得している。
その人たちが観たいのは、例え剥離がひどくても、
長年の風雨に耐えて来た謎の石群風景であるはずだ。
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by r_bunko | 2012-04-18 22:46 | 北条石仏
春の口福—筍と草蘇鉄
タケノコを貰ったので、昆布煮。
コゴミを貰ったので、タマネギと天ぷら。

心平粥のことを書いた時には、
その後すぐに粥暮らしが来るとは思ってもいなかった。
粥には世話になったけれど、
やはりいろいろと季節の食材を味わうのが何より。

舌にも春がやって来て、心平さんの言う口福である。
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by r_bunko | 2012-04-16 21:53 | さまざま
芭蕉と四つ葉と眉茶鶫
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旅鳥はしばらく滞在することがあるので、
翌日、二人で同じコースを散歩。
あ、この日は蕪村翁に代わって芭蕉翁も。

まずシロバナタンポポに立ち寄ったが、
一日でぐんと伸びて、様子がまるで違う。
植物の春のリズムはとてもアップテンポ。

ムサラキサギゴケ、キンポウゲ、カラスノエンドウ、
畦道で相棒はたっぷり時間をかけて草花とつき合う。
前日見なかった白スミレも次々に見つかった。
さすが二年前に記念撮影した芭蕉翁だけはある。
——ほれ、そこにもある。

目的のスポットあたりの草地で、
ブログに掲載したタンポポ四輪を探していると、
あら!と相棒が四つ葉のクローバーを見つけたよう。

しばらくして、ツィーとツグミ科の鳥が、
向かいのクスノキの茂みに飛び込んで来た。
マミチャジナイはそこでゆっくり休息、
思いの外愛らしい眼など十二分に楽しませて貰った。

その後、相棒は杉菜茶にするためのスギナを摘み、
神社の桜並木を潜って、背高桜林の麓まで。

レンゲの草地では、三笑羅。
芭蕉翁はスミレでもレンゲでもなく、
すらりと立った発句のようなツクシとの一枚がいい、
ということで、夕日の土筆と翁。

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by r_bunko | 2012-04-15 19:36 | ふうら散歩
桜の書斎
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里山斜面の桜林を見つけてから、
花の間ここを書斎にして通ってみたい、
何を書くかは桜を目の前にして——
そんな夢想をしてみたが、
その頃から坂道で息が続かなくなり、
イノシシの出没も激しくなってきた。

いつからか三つの池の土手に金柵が設けられ、
最寄りの峠道からは行けなくなってしまった。
ぐるりと遊歩道を迂回するしかないが、
その山径にもイノシシの足跡はある。
昼間は出ないと地元の人は言うけれど、
それは人を恐れてのことで本来昼間も活動するらしい。

それで年に一度くらいは勇気を奮って、
iPhoneで音楽を鳴らしながら、
出来るだけ物音を立てて、独り言を呟きながら、
おぉ、ノイバラも咲き出したか、
チーケチーケとあんたらは誰じゃ、
と花木や小鳥に戯れながら、
黄緑色の山繭をしっかり見つけたりしながら、
背高のっぽの桜たちに逢いに来る。

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ここの桜は、とても静か。
風が時折吹くが、たまに一ひら二ひら散るだけ。
病院の桜にはまた別の感慨をもったけれど、
今日は花を観るだけ、花に身を置くだけ。

形ばかり原稿用紙を広げてみたものの、
それで何か書けるわけではない。
ここでレンジャクの小群に会ったこともある。
下の池ではカワセミを見たこともある。

すっくと立って咲き静もった桜の下を、
つ——と真一文字に横切る翡翠色の鳥。
こんな光景をこの地球はもっている。

花曇は途中から、花雨に変わった。
花の孤島にならないうちに山を下りる。
足元で不意にカエルが鳴いた。
  ココロノトコロ コノトコロ
  ココノトコロヲ ココロセヨ
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by r_bunko | 2012-04-14 09:10 | 自然



詩と、絵と、ジャズと……星と鳥と……漂泊文庫便り
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