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時さえ忘れて
七月も晦日。まだ梅雨は明けない。
この三日ほど早寝早起で休んでいたビリー・ホリデイ・プログラムを再開。
今日の一曲は、「I Didn't Know What Time It Was」
ビリーは『アラバマに星落ちて』からのくつろいだセッション。
パーカーは恋人チャンを初めて連れ出して『セント・ニックス』での快演。
レスターもまた旧友とくつろいで『ジャズ・ジャイアンツ '56』。
それぞれ長いソロをとり今にもビリーが歌い出して来そうな雰囲気。
この日が命日のバド・パウエルはしみじみとソロからトリオへ。
パウエルに私淑し、ビリーの伴奏もしたソニー・クラークは敬慕の熱演。
(のんきに今頃気づいたのだが、パウエルの『Blues In The Closet』では、
 「I Didn't Know What Time It Was」〜「Be Bop」がB面4、5曲目。
 それをひっくり返してA面1、2曲目に置いたのが『Sonny Clark Trio』で1年後。
 ほんとうにクラークはパウエルに入れ込んでいたんだなあ。)

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終了後は、改めてバド・パウエル・タイム。
久し振りに「クレオパトラの夢」をかけると、
テーブルの上のふうらが尋常ではない笑顔で聞き惚れていた。
(写真のレコード・ジャケットでは、息子のジョンだけが写り、
 パウエル本人は相棒のブログの方に登場しているはず。)
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by r_bunko | 2009-07-31 23:30 | 音楽
羅漢と小雀
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雨の日々で苔むした羅漢が多い中で、
このひとは太陽のように橙色に輝く。
日食下に会うと、また不思議な感慨。

別の羅漢の頭に動作のおぼこいスズメが1羽、
つっと楓の葉隠れに移ったが、
境内で遊び馴れたふうに見える。
薬師堂の軒で鳴いていたヒナかもしれない。
天女(屋根の上)と獏(虹梁の木鼻)と
たくさんの羅漢がともだち。たいしたスズメだ。
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by r_bunko | 2009-07-23 10:00 | 北条石仏
日食

日食の羅漢寺。
塀に映る木漏れ日を撮りたいと思っていたが、生憎の曇り。
用意したピンホールも無効。
がっかりしていると住職が煤ガラスを貸して下さった。
ほんの偶に雲の薄い切れ目が来る。
最大食分(84%)前の、
濃いオレンジ色の三日月形の太陽。

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皆既日食は1958年以来の体験。
小学生だったが、
最大食分時に急に気温が下がり、風が出たのをよく覚えている。

帰りにもう一度、
これは羅漢たちが見せてくれたのだと感謝した。
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by r_bunko | 2009-07-22 22:53 | 天文
雨の降る前に

オニバスを見に散歩。
まだ15cmくらいの葉がぽつぽつで、花はずっと先のよう。
池はガガブタの花盛り。

中池のスイレンは華やか。
ウグイスのソロ、アブラゼミのコーラス。
堤では夏ワラビ。

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せっかくだから、山径を迂回して帰ることにする。
足を踏み入れてすぐにシロオニタケと遭遇。
梅雨時とあっていたるところにキノコ発生。

ノギランも一株。
近づいてよく見れば、味わいのある花。

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田圃ではアマガエルの、前衛的?な合唱。
短くゲッゲッと鳴いて切り、またゲッゲッゲッで小休止、
中に一際甲高いのがいて、それがリードしている風にも聞こえる。
ゲーゲーゲーゲッ、やや間を置いてゲッゲーゲッ……、
フリー・ジャズとも現代音楽とも聞こえて面白かったが、珍しい。
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by r_bunko | 2009-07-19 14:31 | 自然
レディ・デイとコルトレーン
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朝から雨の一日。
Tシャツのビリー・ホリデイと相棒は相合傘で。

山梔子忌。今日は又、
コルトレーンの命日でもあり、
茅舎の命日でもあり、
S-L9彗星の命日でもある。

雨の日は、花も、列車も、露も、星も、かなしい。

「Lady Sings The Blues」を、
ビリーと不遇の作曲者ハービー・ニコルスで聴き、
「All Or Nothing At All」と
「It's Easy To Remember」を
ビリーとコルトレーンで聴き合わせた。

 7月17日の詩(2000年作)
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by r_bunko | 2009-07-17 23:37 | 音楽
無精者の夢

そのうち見たいもの二つ。
 タマシギ(鳥)。
 ウマノスズクサ(花)。
雨上がり、用事ついでに自転車で回遊。
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by r_bunko | 2009-07-10 23:30 | 自然
レディ・デイとふうら
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梅雨の闇。
雨も続くが、ビリー・ホリデイの歌も続く。

アトリエの一角、音座作の愛称「ビリー観音」と、
三昧亭とのコラボレーション、「ふうら行灯」。
水嵩が増してこの時期の舟旅は怖いだろうに……。
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by r_bunko | 2009-07-09 23:36 | アート
Everything Happens To Me
七月に入った。雨とクチナシ。
ぐずついていたアンプの機嫌がふっと直ったので、
アナログ盤<Songs and Conversations>から、
今日の一曲「Everything Happens To Me」。
出だしをさらっと歌って、歌詞が可笑しかったのか、笑い出すビリー。
このレコードは私的なリハーサル風景を納めたもので、
喋ったり、歌ったり、ビリーの音楽日常をかいま見るようで楽しい。

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この中の一曲「I'm Walking Through Heaven With You」を
ラジオのジャズ番組で聴いた時は、相棒と二人大いに興奮した。
こんな記録があるんだ、こんなビリーがいるんだ……。
恋い焦がれること数年、旅先で入手したこともあって思い出深い。
我らが英語力を棚に上げての珍重愛蔵愛聴盤である。

さて、不運極まりない男の嘆き(Everything Happens To Me)を、
チャーリー・パーカーはやさしく切々と……、
バド・パウエルはハッとするほど美しく……、
セロニアス・モンクは淡々とありていに……、
デューク・ジョーダンはしみじみと侘び……、
ティナ・ブルックス、リー・モーガン、ソニー・クラーク、
なるほどみんな不運悲運には縁があるんだなと納得させる演奏。
もちろん、聴いて感銘を受けているのも不運には実績のある男。
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by r_bunko | 2009-07-01 23:51 | 音楽



詩と、絵と、ジャズと……星と鳥と……漂泊文庫便り
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