カテゴリ:北条石仏( 53 )
散歩をしてみた
そろそろ散歩したくてうずうずしていた。
寒く風の強い日が続いたが、今日はどうか。
午後一旦外出準備までして、日が翳って断念。
夕刻に日射しが戻って思い切って出た。
カメラも双眼鏡も持たない。iPhoneのみ。
ふらふらの時に誤ってトイレに落とした4sである。
ぼくもかれも臥せって徹底安静。
先に起動したのはこちら。
あちらはじっくり乾かしてようやく復活した。
その病み上がりコンビの初めての散歩である。

あては、幾つかあるコースの中で最短の羅漢寺。
水仙のラッパに吹かれて、
オオイヌノフグリに瞬かれて、
なんだか眼鏡の焦点が合わないので訥々と歩く。
途中、小学校の大榎に寄った。
生きているとも死んでいるとも立ち姿では判らない。

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羅漢寺では、素心蝋梅と白侘助。
夕日が射して華やぎ、曇ればまた翳るらかんたち。
iPhoneは幾枚かの写真を失敗し、
ぼくもまた気温の下がった帰りはほうほうの体。
でも、よかったな。
明日からは散歩日和になりそうだし。
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by r_bunko | 2014-02-22 23:13 | 北条石仏
秋の影を抱く
小学校の榎の具合を見に行った。
雲一片ない空に、葉一枚ない木。
紅葉の季節まで保たなかったようである。
校庭に落ちた樹影をカメラに収めた。

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羅漢寺に足を延ばす。
閑寂な境内にモズの高鳴き。
メジロやコゲラの声がしたが、姿は見ない。
珍しいカエルの鳴き声も響いて、
でもみんなモズの鳴き真似じゃなかろうな。
羅漢たちの耳はどんなふうに聞いたか。
ドングリが一つ落ちた。

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羅漢場の奥の塀に木の影が映って、
「花」というふうにも読めた。

今日は野尻抱影の命日。
影に縁がある日になった。
夜は久し振りに星を観に出た。

  オ リ オ ン の 扉 を 開 く 抱 影 忌
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by r_bunko | 2013-10-30 23:38 | 北条石仏
ならの実賢治祭
羅漢寺で遠来の友人親子と待ち合わせ。この日は宮沢賢治没後80年。デクノボーを意識して作ったふうらを連れて行った。

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羅漢寺手前の小学校では「ならの実大運動会」。イーハトーヴの童話にでも出てきそうな名称で楽しい。らかんたちがいつもより小さく見えたのは、童心に帰っていたのだろうか。

この運動会を毎年見守ってきた樹齢140年のエノキの寿命がとうとう尽きたらしい。春にわずかな新芽を着けていたが、それも枯れ果てた。高学年の120メートル走のゴールは、エノキのちょうど手前。エナガの群れが翔けてきて、遊んでいた。
                 ——Twitterより

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羅漢寺ではモズがしきりに高鳴き。
蝶が一頭、地面を歩くように、這うようにしていた。
ツマグロヒョウモンの雌で、翅が破れている様子。
舞おうとすると、ぐるぐる旋回するばかり。

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あるらかんの背で普段見馴れない雑草が伸びていた。
アキノタムラソウに似ているけれど、何だろう?

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夜は立待月。
ほんのしばらく、美しい光環を見せてくれた。

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by r_bunko | 2013-09-21 23:51 | 北条石仏
大榎 III
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小学校のエノキは黄色い花を着けていた。
けぶるようにとはいかないが、やさしい色である。
この日は浮雲もうんと春らしい。
青い空と、白い雲と、エノキの樹影。
その上に淡い半月が浮かんでいた。

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羅漢寺では、
羅漢懐こいスズメが、一人一人の頭を乗り移っていた。

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by r_bunko | 2013-04-19 21:33 | 北条石仏
春と石仏
詩集と写真集を一冊に編んだ「春と石仏」をKDPに提出。
T-Time版が2011年4月8日発行なので、
Kindle版は2013年4月8日に合わせた。
これまでの本は大概数時間でAmazon店頭に並んでいたが、
今度のは編集がガイドラインの想定外なのかまだレビューが済まない。

まあそれはそれとして、石仏たちに挨拶でもと羅漢寺へ。
嵐も祭も去って、静かにくつろいだうららなひととき。
みんなこれまでにないほど柔和な表情と佇まいを見せている。
ここの寺は花祭は旧暦で行うとあって、境内に人影はなし。
代わりにエナガ、コゲラなどがさかんに往き来する。

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帰りは野辺へ道草。
スミレが大群生と聞いていたが、盛りはとっくに過ぎたよう。
ヒバリが高らか。
ちょっと聞きなしにかかると、
ツギツギツクロウ、ツギツクロウ……と聞こえて来た。
はい、がんばりますとエールに答えて、自転車のペダルを踏み込む。
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by r_bunko | 2013-04-08 23:31 | 北条石仏
梅一輪、羅漢一人
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ロウバイを見に羅漢寺に行く。
花はやや草臥れていたが、まだ蕾はあった。
青軸の蕾はまだまだ玉霰。

光に釣られて出たはずなのに、
どんより曇って、羅漢たちももの静か。
なかで一人、頭にサザンカの花びら載せて、
どろん、のポーズ。
羅漢は何に化けたいか。

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by r_bunko | 2013-02-23 18:04 | 北条石仏
古木日和・古仏日和
エノキの古木の冬姿に見惚れ、
センダンのま白い実のびっしりに驚き、
アオギリの微星を空に探して、
羅漢寺に着くと、
ヒサシブリー、とヒヨドリに叫ばれる。

昨日の雨と明日の雨の間、
穏やかに晴れ上がった一日に、
羅漢たちもほっと一息ついているようで、
どのひとも佇まいが柔らかい。

時折、ドングリが降る中を、
この日印象的な羅漢を撮影していて、
最後の方でカメラが壊れた。
光と影の表情はその時きりでショックだが、
気を取り直してスケッチを一枚。
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by r_bunko | 2012-12-29 18:02 | 北条石仏
ドラマ「北条の石仏」
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「北条の石仏」というTVドラマがあったらしい。
若杉慧の写真集が出た翌年、読売テレビ制作の1時間15分番組。
小泉勲演出、森川英太郎脚本、
出演者は江原真二郎、中村鴈治郎、吉田義夫、南原宏治、真智恵子等々…。
羅漢寺隣接のバラック校舎を卒業して、
羅漢と疎遠になった高校生の頃で見ていない。
石仏由来の謎を遠い昔に遡って調べてゆくフィクションらしい。
いったいどんな空想をしたものか、ちょっと見てみたい。
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by r_bunko | 2012-11-01 21:59 | 北条石仏
らかんは石だから
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境内はカラ類の混群で賑々しい。
午後の柔らかい陽射しと相まって、
らかんたちも楽しそう、嬉しそうに見える。
そのうち一羽のコゲラがらかんの頭に。
まさかコンコン啄かれたわけではあるまい。
これまでらかんの頭に乗ったのは、
スズメ、ヒヨドリ、カワラヒワ、ジョウビタキ。

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らかんは石人だから大丈夫だろうが、
こんな風景はハッとする。
このヤマハゼは小鳥が植えていったものか。
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by r_bunko | 2012-10-20 23:57 | 北条石仏
いずこの星の羅漢ぞ
羅漢寺裏で、モズの高鳴き。

萩。
ギンミズヒキ。

ホタルガ一匹。

羅漢たちは境内が明るくなって、なにやら淡白に見える。
それとも隣の小学校の「ならのみ大運動会」が終わって、
ほっと一息ついているところだったか。

はるばる海を渡って来たかのような風貌の羅漢もいれば、
「あなたはいずこの星の人ぞ?」と言いたくなる羅漢も。

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by r_bunko | 2012-09-22 23:52 | 北条石仏



詩と、絵と、ジャズと……星と鳥と……漂泊文庫便り
by r_bunko
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